広島市南区にある広島大学の霞キャンパスで、工事中の敷地から不発弾のようなものが見つかりました。警察が詳しい状況を調べています。
警察によりますと、5月13日午前10時20分ごろ、霞キャンパス内で「爆弾のようなものが見つかった」と通報がありました。見つかったのは、長さ約90センチ、直径25センチほどの不発弾とみられるものです。
広島大学病院によりますと、薬学部の講義棟を解体する工事中に、地面を掘っていた関係者が発見し、大学に連絡したということです。
この影響で、霞キャンパスで予定されていた午後の授業は休講となりました。なお、隣接する広島大学病院の診療には影響はないということです。
警察は周辺への立ち入りを規制し、陸上自衛隊の海田駐屯地に確認を依頼しています。