5月下旬に鶴岡市で開催される庄内3大まつりのひとつ「鶴岡天神祭」の歴史などを学ぶ出前授業が、市内の小学校で行われた。
出前授業は、ふるさとの祭りについて理解を深めてもらおうと、祭りの実行委員会が
呼び物のパレードに参加する市内の小学4年生を対象に毎年開いている。
12日、朝暘第六小学校で行われた授業では、菅原道真公に由来し、身を隠した「化けもの」が登場するようになった祭りの成り立ちについて、担当者が紙芝居などを使いながらわかりやすく説明した。
また、「鶴岡天神祭が行われる神社はどこか?」など、豆知識を問うクイズが〇×形式で出され、子どもたちが楽しみながら答えていた。
出前授業は今年度、希望があった市内6つの小学校と1つの保育園で行われる予定。
(児童)
「鶴岡天神祭にはいろいろな歴史があって、荘内神社のお祭りではなくて、鶴岡天満宮のお祭りだということがわかった」
「(Q.天神祭に出る?)出ます。すごく楽しみ。覚えたことを思い出しながら踊るのが良い」
鶴岡天神祭は、5月24日から3日間の日程で行われる。
25日の本祭りでは午後2時から市の中心部で「パレード」が行われ、今回は市町村合併20周年を記念して旧町村からも踊り手たちが参加する。