上山市で日本最大級のワインバルが開かれた。多くの来場者が国産ワインを味わうイベントで配られたグラスが盛り上がりに一役買っていたよう。

(お客さん)
「かんぱーい! 山形サイコー」

10日・11日、上山市で開かれた「山形ワインバル」。
日本最大級のイベントで、12年目を迎えた2025年は、県の内外の57のワイナリーが参加し350種類以上の銘柄が並んだ。

(参加者)
「種類もたくさんあるから楽しい。人がたくさんいて驚いた」
「6杯目、7杯目くらい。(けっこういってますね)内緒にしてください」

2日間で7700人が参加し、大盛況だったイベントで使われていたワイングラス。
このグラスを用意するため、イベント前には大変な作業が行われていた。

(リポート)
「今回用意されたワイングラスの数は2024年より1000個多い1万個。当日飲む人に楽しんでほしいという思いを込め、一つひとつ丁寧に洗っています」

このワイングラスは、チケットを購入した人に配られるもので、そのまま持ち帰ることができる。
2025年は新たなデザインのグラスも6000個用意し、実行委員が6時間かけ手洗いした。

(実行委員)
「おいしく飲んでもらうことが一番なので、そのためにグラスのきれいさは大事」

スタッフが丁寧に洗ったワイングラスへの反応は…。

(参加者)
「かわいい。かわいいです。家でも使おうと思います」

「ロゴというか、これがすごく個性的というか一生使いたいと思います」

「洗ってもらってうれしい。その人の分まで、きょうは飲んで帰ります」

「グラスもめちゃくちゃかわいいし、これをもらうために今日早く来たので、洗ってもらって感謝です」

おいしいワインが作られる日本の豊かな大地に感謝し、その味を楽しんでもらう「山形ワインバル」。
心を込めて用意したこのグラスもイベントの盛り上がりに一役買っていた。

(山形ワインバル実行委員長・五十嵐伸一郎さん)
「毎年ちょっとしたデザインとか色とか変わっているので、並べていただいて『あの時こんなワイン飲んだな』と思い出してもらえるよう、使ってもらえれば素敵だなと思います」

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

山形の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。