愛媛県今治市の土木工事業者が自己破産申請の準備に入ったことが12日に分かりました。負債は1億6700万円と見られます。
自己破産申請の準備に入ったのは、今治市波方町波方にある港湾を主にする土木工事業「眞鍋組」です。
帝国データバンク松山支店によりますと、「眞鍋組」は1934年12月に創業。特に今治市内の港湾施設の補修などを主に護岸工事や防波堤工事、漁港整備工事などを手がけ、2020年5月期の売上げは約2億5200万円に上っていました。
しかし近年は公共事業の縮小、受注単価の競争激化が加え港湾工事案件が減少し、業績は悪化の一途に。2024年5月期の売上げは6800万円まで落ち込み、資産の売却などで立て直しを図ったものの収益性は改善せず、事業の継続を断念したとしています。
負債は2024年5月期末時点で1億6700万円と見られています。
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