愛媛銀行は今年３月期の決算を１２日に発表しました。貸出金が増えたことや有価証券の運用の好調などで増収増益となっています。
愛媛銀行の今年３月期の連結決算は、売上げにあたる経常収益が６６１億４６００万円となり、前の年度と比べ１．５％増えました。純利益も５７億１５００万円となり、１３．１％増え「増収増益」になりました。
要因は貸出金が増加したことに加え、株式など有価証券の売却益、さらに海外金利が下がり外貨調達コストが低下したことなどをえげています。
ただアメリカ・トランプ政権の関税政策などで経済状況は波乱の様相を呈しています。
西川義教頭取：
「我々も個別にいろんなお客さまにヒアリングしてますけど、なんとも言い難い手の出しようもないと、そういう大変厳しい悲観的な見立てをされる企業さんが多いのは事実だと思います」
「先行きは不透明」として、「予防的に倒産などに備える引当金を積むなどの見立てが必要」との見解を示しました。
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