母の日を前に、新庄市で華やかさが人気の鉢植え「サンパチェンス」の出荷が最盛期を迎えている。
「サンパチェンス」はインドネシアが原産のインパチェンスを改良した暑さに強い一年草。
2005年から全国で生産が始まったが、国内シェア日本一を誇るのが新庄市のクリタ園芸。
約20品種・50万株を栽培し全国に発送していて、5月に入って出荷が本格化した。
人気の秘密は、長く大きく咲き続けること。
(クリタ園芸・栗田義夫会長)
「春から晩秋まで咲き続ける魅力と、草丈・幅ともに約2メートル50センチのボリュームになるという特徴があって、世界的にいま非常にもてはやされている」
花言葉は「太陽のように輝く笑顔」。
栗田さんは多くの人にこの花を届け、ファンを増やしたいと意気込んでいる。
(クリタ園芸・栗田義夫会長)
「基本的には虫もつかない病気もしない。水やりも上からジョウロでどんどんかけてほしい。非常に育てやすい特徴をもっているので、いっぱい買って楽しんでください」
サンパチェンスの魅力を全国に発信しているクリタ園芸。出荷作業は、7月中旬まで続く。