(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在

◆きょう9日(金)の気温 
 朝は内陸部で冷えましたが、
 日中は、日差しとともに気温が上がりました。
 最高気温は札幌で21℃と、6月上旬並みとなったほか、
 大樹町は23.6℃、池田町23.5℃まで上がりました。
 中標津町や倶知安町も20℃以上となりました。

◆週末のポイント
 ・11日(土)
 全道的に雨が降るでしょう。
 特に、太平洋側は雨風ともに強く、雨量も多くなりそうです。
 山の雪解け水も加わり、川も増水しますので、ご注意下さい。
 日本海側や太平洋側は、前日より5℃以上も低く、
 最高気温は、札幌で13℃、帯広、釧路、苫小牧で11℃です。
 ・12日(日)
 午前中は雨が残りますが、午後は回復し、
 晴れ間が出る所が多いでしょう。
 北風は冷たく、日差しが出ても、肌寒さは続きそうです。
 サクラが満開の道北や道東は、お花見に防寒対策が必要です。

◆札幌の10日間予報 10日(土)~19日(月)
 来週は晴れる日が増え、気温が上がるでしょう。
 夏本番を先取りする暑さで、14日(水)の予想最高気温は25℃で、
 さっぽろライラックまつりの開幕は、暑くなりそうです。
 冷たいワインもおいしく感じられるかもしれませんね。
 来週後半も、平年より気温が高く、ストーブを片づけて、
 扇風機やエアコンの準備も始めましょう。

◆全道の週間予報 10日(土)~16日(金)
 来週は晴れる日が多く、全道的に6月~7月並みの気温で経過しそうです。
 旭川、網走、北見、帯広も25℃以上の夏日の日があるでしょう。
 フェーン現象の影響で、オホーツク海側では30℃前後まで上がる町もあるかもしれません。
 まだ身体が暑さに慣れていませんので、
 こまめに水分をとるなど、熱中症にも気を付けて下さい。

北海道文化放送
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