岩手県内の3月の有効求人倍率は1.21倍となり2カ月ぶりに前の月を上回りました。
岩手労働局によりますと、県内の3月の有効求人数は2万4524人で有効求職者数は2万303人でした。
この結果、仕事を求める人1人に対する求人数を示す「有効求人倍率」は1.21倍となり、前の月を0.03ポイント上回りました。
前の月を上回るのは2カ月ぶりで、1.2倍台になるのは8カ月ぶりです。
新規求人数を産業別にみるとサービス業が前の年の同じ時期と比べ19.4%増加しました。
大船渡の山林火災の影響で警備業の需要が高まったことなどが要因とみられています。
岩手労働局では「県内の雇用情勢は弱さが続いている。引き続き物価上昇等の影響に注意する必要がある」としています。