NTTがITサービス大手を完全子会社化し、さらなる成長戦略を描きます。
NTTは、ITサービスやデータセンター事業などを行う子会社の「NTTデータグループ」の株式(現在約58%保有)を買い増し、完全子会社化すると発表しました。
TOB(株式公開買い付け)を行う計画で、株式取得などを含めた投資額は2兆円以上を見込んでいます。
NTT・島田明社長:
これからの成長期待はNTTデータグループの事業分野が大きい。NTTのリソースを人・モノ・金、さらに投入して、より大きな成長を図りたい。
さらに、島田社長は「NTTは固定電話にとどまらず、今後はグローバルでのビジネス展開が最重要になる」と強調しました。
通信とITの融合を加速化させることで、サービスを強化し、海外事業の拡大をさらに進める狙いです。