バチカンで8日、新しいローマ教皇を決める選挙会議「コンクラーベ」の2日目の投票が行われ、日本時間9日午前、新しい教皇が選ばれたことを示す白い煙が上がりました。
日本時間の9日午前1時過ぎ、サンピエトロ広場に集まった多くの人たちが見守る中、システィーナ礼拝堂の煙突から白い煙が上がり、サンピエトロ大聖堂の鐘が打ちならされ、広場が歓声に包まれました。
システィーナ礼拝堂では、前日に引き続き8日も投票が行われ、日本人2人を含む133人の枢機卿が参加していました。
このあと、サンピエトロ大聖堂のバルコニーに枢機卿の代表者が出て、ラテン語で「ハベムス・パパム」と宣言して新しい教皇が誕生したことを正式に発表するとともに、選ばれた人の名前と教皇としての名前を公表します。