岩手県の達増知事は、5月7日に盛岡市長などとともに、賃上げと若者や女性が働きやすい環境の実現などを県商工会連合会に要請しました。
7日は達増知事と盛岡市の内舘市長、そして岩手労働局の白石好春局長が県商工会連合会の高橋富一会長に要請書を手渡しました。
要請書は県と盛岡市、岩手労働局が連名で提出し、賃上げをはじめ安定的な雇用の確保、若者や女性に魅力ある雇用・労働環境の構築など5つを求めています。
このうち達増知事は賃上げについて「国の助成金や県の支援金も活用して検討してほしい」と呼び掛けました。
県商工会連合会 高橋富一会長
「賃金の値上げがやはり一番厳しい。各社の発想を出して会社経営をどうするか、にらみながらやっていかなければならない」
県商工会連合会では県内の商工会などと連携し要請された内容について取り組みを推進するということです。