ルールを守って適切にお酒を楽しんでもらおうと5月8日、鳥取県内の酒の販売業者などが、20歳未満の飲酒や飲酒運転の防止を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。
警察官:
未成年の飲酒の防止キャンペーンを行っています。飲酒運転の撲滅キャンペーンを行っています。
街頭キャンペーンは、8日朝に鳥取、倉吉、米子の主要駅前で行われ、このうち、JR米子駅前では、酒の販売業者の団体や米子警察署などの約20人が「自転車の酒気帯び運転」が罰則の対象となることが記されたポケットティッシュを駅の利用者に手渡し、20歳未満の飲酒や飲酒運転の防止を呼びかけました。
鳥取県小売酒販組合連合会・深田栄会長:
成長期は体への影響が大きいですので、二十歳になってからお酒は飲みましょう。飲酒運転は絶対にいけない、飲んだら運転してはいけないことも合わせて、酒屋として、キャンペーンとして行っています。
島根・鳥取両県警によると、20歳未満の飲酒による補導は、2024年のデータで鳥取県が38人、島根県が43人とともに増加しています。
飲酒運転による検挙は、2024年のデータで鳥取県が77人、島根県142人と依然あとを絶ちません。
酒の販売業者は、「ルールを守って適切にお酒と付き合ってほしい」と呼びかけています。