最大で11連休となったことしのゴールデンウィーク。大阪・関西万博の来場者数はどうだったのでしょうか。
■きょうは「ヨルダン」のナショナルデー
【警備員】「列が解消するまで少々お待ちください」
開幕から25日目を迎えた、大阪・関西万博。
5月7日は中東・ヨルダンの「ナショナルデー」で、午前中は音楽隊による演奏などが行われました。
【来場者の子ども】「楽器がいっぱいあってよかった。すごかった」
【来場者の女性】「(ヨルダンについて)あまり知らなかった、地図を見ても場所分からないぐらい」(Q演奏見て親近感湧いた?)「そうですね、家帰って地図で調べてみようと思います」
■1日平均15万人以上の来場なければ目標達成できず
最大で11連休となったことしのゴールデンウィーク。果たして、どれだけの人が万博会場を訪れたのでしょうか。
博覧会協会の発表をもとに、“一般”の来場者数を割り出すと、およそ6万人から12万人の間で推移しています。
しかし…
博覧会協会が想定する会期中の来場者・2820万人を達成するには、1日平均15万人の来場が必要。
そもそも、開幕してから一度もこの水準を上回ったことがないのです。
この状況について、博覧会協会は…
【博覧会協会・高科淳副事務総長】「(GW期間中は)これまで以上に大阪・関西地方以外から多くの来場者があった。GWの実績は評価できるものと考える」
Q協会としては(15万人など)GWで具体的な想定の人数を持っていたわけではない?
【博覧会協会・高科淳副事務総長】「もともと、GWで1日何人を入れたいという想定は持っていない」
■「夜間券」の入場 1時間前倒し
博覧会協会は、「夜間券」で入場できる時間を、7日から当面の間、午後5時だったものを1時間前倒しして午後4時からとするなど、会場に来やすい環境を整えるとしています。
6日夜、「夜間券」で万博会場を訪れたジャーナリストの岸田雪子氏は、「シグネチャーパビリオン「いのちの未来」(石黒浩プロデュースのアンドロイド館)を観たが、大満足だった。エンタメ施設としては満足度が高い」と、満喫したようですが、6日夜は雨で、万博会場は予想以上の風の強さだったということで、「万博会場の気象状況を確認できるシステムがあれば、日程の変更などがしやすい」と防災対策の重要性を指摘しました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年5月7日放送)