関西電力は、再生可能エネルギーを安定的に供給するために、国内最大級の蓄電所を大阪府岬町にある多奈川発電所の跡地に建設すると発表しました。
この蓄電所では、太陽光などによって生み出された再生可能エネルギーを一時的に貯めることができます。
電力が不足すれば、一般家庭約4万6000世帯分の1日の電力を供給できるということです。
国は、火力発電の依存を減らし、再生エネルギーの導入を促進していますが、発電量は天候に左右されやすいという弱点があります。
そのため、再生エネルギーによる電力の供給を調整できる蓄電所の需要が高まっています。
関西電力は6月から蓄電所の建設を始め、2028年2月に運転を始める予定です。
(関西テレビ「newsランナー」2025年5月7日放送)