今月5日、広島市中区で息子を殺害した疑いで逮捕された80歳の母親が7日朝、送検されました。母親は、自首した際、「ひもを使って首をしめた」という趣旨の話をしていたということです。
殺人の疑いで送検されたのは、広島市中区の無職、清原和子容疑者(80)です。
和子容疑者は、5日、中区白島九軒町の川沿いの土手で、長男の清原剛さん(55)の首をひもで絞めて殺害した疑いが持たれています。
和子容疑者は、凶器とみられるひもを持って現場近くの交番に自首し、「息子を殺した」「ひもを使って首をしめた」という趣旨の話をしていて、容疑を認めています。
警察が、司法解剖を行ったところ、剛さんの死因は、首を絞めたことによる窒息死と判明しました。
和子容疑者は、夫と剛さんの3人暮らしで、警察は、何らかのトラブルがあったとみて詳しい動機などを調べています。