ゴールデンウィーク中も観光地ではたくさんの外国人旅行客でにぎわいましたが、日本での滞在中、快適に過ごせたと感じている人の割合が大幅に増えていることが国の調査で分かりました。
観光庁によりますと、2025年3月までのいわゆる“訪日外国人”は約1054万人で、これまでで最も速く1000万人を突破しました。
ますます増える外国人旅行客に困ったことを聞いてみると、最も多い回答が「ごみ箱の少なさ(21.9%)」で、次に、英語が通じないなどの「施設などのスタッフとのコミュニケーション(15.2%)」、さらに「観光地や地域の混雑(13.1%)」が続きました。
一方、「困ったことはなかった」と答えた人がなんと51.1%で、前回の調査から大幅に改善した結果が出てきました。
訪日外客数について、政府は2030年に6000万人の目標を掲げていて、今後も日本の「おもてなし精神」は注目されそうです。