毎年、人手不足が課題となっている県内のサクランボの収穫について、県の職員が「副業」として支援する取り組みが2025年も始まった。
県は、「やまがたチェリサポ職員制度」を3年前から導入している。
この制度は、県を代表するフルーツ・サクランボのシーズン中の人手不足を解消しようと、サクランボの収穫・摘果の作業を県の職員が「副業」としてアルバイトで手伝うもの。
期間は7月21日までで、1週間あたり8時間・1カ月あたり30時間まで働くことができる。
2024年度は28人が実際に収穫などの作業にあたり、参加した県職員からは「労働力不足を考えるきっかけになった」「気分転換になった」などの感想が出たという。
この制度では、「1日農業アルバイト」を募集する「デイワーク」を使って働き先を探すことが推奨されている。