秋田市のあきた芸術劇場「ミルハス」が6日、一般に開放され、親子連れが舞台設備を見学したり、買い物を楽しんだりと文化施設に親しみを感じていました。
施設の中に入るといつもと違う光景が広がっていました。ロビーは特設の買い物スペースとなっていて県の内外から60の店が集まり、訪れた人が雑貨や食品などを購入していました。
また1階には小さい子どもも楽しめるよう、木のおもちゃが用意されました。
大ホールでは普段見られない舞台設備の仕組みを見学。繊細な音色や心地よい音の響きを観客に届けるために、場面に合わせて音響の反射板やスピーカーなどを使い分けています。
参加者は舞台の仕組みを学びながら、実際の演奏を通じて音の違いを感じ取っていました。
潟上市からの男性:
「すごい立派な建物です。吹奏楽をやっていたので、このホールいいなと思って見ていました。反射板があるのとないのとでは演奏側としては全然感じが違うので、あった方がいいと思う」
秋田市からの女性:
「あまりミルハスに来ることがないので、今回無料で入れるというので遊びに来てみました」