6日は雲が広がり肌寒い1日となりましたが、秋田市の動物園は多くの家族連れなどでにぎわいました。子供たちは寒さに負けず動物たちとの触れ合いを存分に楽しんだようです。
秋田市の大森山動物園では連休最終日を楽しもうと多くの家族連れの姿が見られました。
子供たちが見つめる先にいるのはカピバラ。展示場に設けられた「カピバラの湯っこ」はこれから暖かくなることから6日が最終日です。
ただ6日は肌寒かったせいかカピバラはお湯に浸かってまったりとした様子。中には打たせ湯のように頭からお湯をかぶるカピバラもいました。
一方、ペンギンの展示場では「かわいいーかわいいー」とペンギンを追いかける女の子の姿が見られました。
市内から家族で訪れたという女の子は「動いてくれるところがかわいい」と、すいすい泳ぐペンギンに大興奮の様子でした。
女の子は普段からペンギンが好きなのか、女の子の母親に尋ねると「何でも動物とかかわいいものは好き」と話してくれました。
園内では、さまざまな展示場で飼育員による解説などのイベントが行われました。フラミンゴの展示場では餌やりが公開され、訪れた人たちがその生態について学びました。
飼育員:
「フラミンゴさんの鼻はどこにあるでしょうか?」
男の子:
「くちばしの横」
飼育員:
「正解は、くちばしの根元、上のくちばしの根元に穴だけ開いています」
間近でさまざまな表情を見せてくれる動物に、子供も大人も夢中になっていました。
訪れた人たちは「トラが大きくてすごかった。ちょっと怖い」「ゴールデンウィークに出かけられてなくて、私がきょう休みだったので子どもに行こうと言った。連れてこられて良かった、楽しんでいるところを見られて」「カンガルーがかわいい。カンガルーが横になってふわふわだったから」などと話していました。
すっきりしない天気となったものの、訪れた人たちは存分に連休最終日を楽しんだようでした。