ゴールデンウィーク真っただ中の4日、愛知・東郷町でカメラがとらえた女。
車を降りて一度姿を消し、再び現れると隣の家に向かって、ポイ。

女は無職の永田真起子容疑者(61)。
投げ入れたのは、一部が白骨化した鳥の死骸です。

事態が動いたのは、それから約12時間後の5日午前3時過ぎ。
永田容疑者の家を何人もの警察官が取り囲み、その直後、突入。

鳥の死骸を隣の家の庭に投げ捨てた疑いで逮捕しました。

しかし、永田容疑者による迷惑行為はこれだけではなかったようです。

近隣住民:
夜中に時間関係なく叫んでいたりとか、低音の音が一晩中鳴っていて…。

近くに住む人によると、永田容疑者がこの家に引っ越してきたのは2024年の夏ごろ。
その直後から、大声を出すなどの迷惑行為を繰り返していたということです。

別の防犯カメラ映像にも、不可解な行動が目撃されています。

永田容疑者が車に近づくとトランクのドアを開け、大きな音を立てて閉めます。
続いて、同じように運転席のドアを開けると勢いよく閉め、大きな音があたりに響き渡っていました。

また、近くに住む女性は、永田容疑者に言い知れぬ恐怖を感じていました。

近隣住民:
「殺すぞ死ね」みたいなことを娘が言われて…。物音がすると思ったら、(永田容疑者が)柵をよじ登って小窓に入ろうとして、窓を閉めた時に窓越しにも叫んでいた。

さらに、永田容疑者の家からは…。

近隣住民:
扉の開け閉めを「ボン!ボン!」ってやるんです。いきなり「ボン!」と音がすると、みんな飛び起きますよね。

調べに対し、容疑を認めている永田容疑者。
近隣住民からこれまでに警察に寄せられたトラブルの相談は、実に50件以上にのぼるということです。

東海テレビ
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