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北海道登別市の山林で5月5日、タケノコ採りに入った男性(80)が疲労で動けなくなり、救助隊に助け出されました。
消防によりますと5日早朝、高齢者4人組が登別市内の山林に入りました。
4人は山中を散策し、その後道に迷い遭難。脱出を試みて、坂や急斜面などが連続する道を歩き回り、道中で男性が動けなくなりました。
ほかの3人が付近の道路までたどり着き、「道路下に動けなくなった人がいる」と通行人に状況を伝え、消防へ通報が寄せられました。
警察によりますと、男性は道路付近から約50メートル崖下で動けなくなっている状態で発見。出動した救助隊に助け出されました。
男性にけがはなく無事で、調べに「疲れて動けなくなってしまった」と話しています。