ロシアのプーチン大統領は4日、ウクライナ侵攻について「核兵器を使う必要性はなかったし、今後もその必要がないことを願う」と述べました。
ロシアのプーチン氏は4日、ロシア国営テレビのインタビューの中で、ウクライナに対する核使用に関する質問に対し、「核兵器を使う必要性はなかったし、今後もその必要がないことを願う」と述べ、現時点で核兵器を使用する可能性を否定しました。
また、「ロシアに必要な結果で終わらせる十分な力と手段がある」として、改めて戦況に自信を示しました。
一方、プーチン氏は自身の後継者問題について「常に考えている」とした上で、「国民の信頼を得られる複数の候補が出てくることが望ましい」としつつ、「最終的に選ぶのは国民だ」と自身の考えを述べました。
このインタビューは、プーチン氏の大統領就任から25年目となったことに合わせて制作されたドキュメンタリー映画で、一連のインタビューは2025年春に撮影されたということです。