アメリカのトランプ大統領は、海外で作られた映画に対して、100%の関税を課す考えを表明しました。

トランプ大統領:
アメリカで映画を作ろうとしないのなら、輸入時に課税するだけだ。

トランプ氏は4日、自身のSNSに「アメリカの映画産業は急速に衰退している」と投稿し、海外で作られた映画に100%の関税を課す考えを表明しました。

また、他の国は映画製作を誘致すべく優遇措置を取っていると指摘し、「国家安全保障上の脅威だ。プロパガンダの一環だ」と批判して「アメリカで再び映画を作りたい」と訴えています。

ただ、関税の具体的な仕組みなどには言及していません。

トランプ氏は今年1月には映画「ロッキー」などで知られる俳優のシルベスター・スタローンさんなどを「ハリウッド特別大使」に起用し、映画製作の国内回帰を訴えていました。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。