歩道を爆走する電動キックボード
東京・杉並区で20日午後2時頃、走行中の車から撮影されたのは、歩道を爆走中の電動キックボード。

当時、走っていた車の助手席に乗っていた撮影者は、「時速20kmちょっとは出ているか。かなり危ない」と語っている。

そのスピードは車とほとんど変わらなかった。

よく見ると歩行者とすれ違ったり、脇道から出てきた自転車とニアミスするなど、いつ事故が起きてもおかしくない状況だ。

撮影者によると、さっそうと走る電動キックボードを運転していたのはサングラスをかけた女性だった。少なくとも300mは歩道を駆け抜けていたという。
危険な2人乗りの電動キックボード
一方、京都市・南区で21日夜9時頃、こちらでも危険な電動キックボードに乗る人物たちがカメラに捉えられた。

当時、撮影者の車は細い道を抜け、大通りに出ようとしていた。そして角を曲がると電動キックボードが目の前に現れた。しかも、掟破りの2人乗りだった。

撮影者は、「事故ったらケガするので2人乗りはやめてくださいね」と語った。また、乗っていたのは大学生風の男性で、楽しそうに2人でおしゃべりしていたという。
深夜に蛇行するキックボード…飲酒の疑いも
さらに東京・世田谷区で27日午前0時頃の真夜中、ここでは蛇行運転をする電動キックボードが確認されていた。

予測不能な運転に思わず、「ひでえな!おい」と声をあげる撮影者。

撮影者:
いつ転ぶのかわからないような走りでしたね。なんなん?なんなん?なんだ?なんだ?おいおい…このまま後ろを走らなければいけないのかと。

その後も電動キックボードは後ろを振り返るそぶりもみせず、我が物顔で蛇行運転を続けていた。挙動不審な様子に撮影者は「もしかしたら飲んでるかもしれない、というのは僕も思ってました」と話している。

撮影者は事故に巻き込まれたくないと考え、やむなく左に曲がったということだ。
(「イット!」 4月30日放送より)