イスラエル軍は4日、数万人の予備役を招集し、パレスチナ自治区ガザでの軍事作戦を拡大させると明らかにしました。
イスラエル軍のザミール参謀総長は4日、海軍基地を視察した際、ガザ地区での軍事作戦を強化し、拡大させるため数万人の予備役を招集したと明らかにしました。
参謀総長はイスラエル軍の作戦範囲を広げ、ガザ地区の地上と地下にあるイスラム組織ハマスのインフラを全て破壊し、組織を壊滅させると強調しました。
一方、停戦交渉をめぐってはイスラエルとハマスで意見の隔たりが大きくイスラエル首相府は3日、仲介役のカタールに対して「二枚舌をやめて文明の側に立つのか野蛮なハマス側につくのかを決めるべき」との声明を出しました。
停戦に向けた交渉は停滞していて合意の見通しは立っておらずガザ地区で住民の犠牲者が増え続けています。