三重県熊野市の漁港で2025年5月4日、恒例の「ほうばい祭り」が開かれ、海の上のロープを渡る綱渡り大会には多くの人が参加して盛り上がりました。

 会場の二木島漁港では、太鼓の演奏が披露されたほか、鯛の切り身が入った「鯛汁」も振る舞われ、家族連れや帰省した人たちで賑わいました。

 メイン行事ともなっている「海上綱渡り大会」では、海の上のおよそ7メートルの高さに張られたロープを渡り、進んだ距離を競います。

 大会には子供と大人のあわせて45人が挑戦し、海に落ちるたびに大きな歓声と笑いに包まれていました。

 参加した男性は「甘く見てたんですけど、(ロープが)すごい上に上がるんですよね。腕力が足らないなって」と感想を話しました。

「子供の部」では、中学生も参加するなか、初参加の5歳の男の子が9.5メートルを記録して優勝しました。男の子は「楽しかった。ちょっと怖かった」などと話しました。

東海テレビ
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