鳥取県南部町の金華山で3日午後、登山に訪れていた高齢女性が下山中に滑落し、左足の骨を複雑骨折しました。
滑落事故があったのは南部町八金の金華山で、3日午後1時過ぎ、登山に訪れていた松江市の祐源正江さん(74)が下山途中に足を滑らせ転倒したと、一緒にいた夫から消防に通報がありました。
通報を受けた消防と警察が救助に向かい、祐源さんは約1時間20分後に鳥取県の防災ヘリコプターに収容され、米子市内の病院へ搬送されました。
祐源さんは左足を複雑骨折、命に別状はないということです。
警察によりますと、祐源さんは夫と2人で標高354メートルの金華山山頂にある神社の本殿を目指して参道を歩いていたということで、下山途中に手にした枝が折れ、バランスを崩し数メートル滑落したということです。