JR郡山駅構内にある郡山おみやげ館。5月3日日からの4連休を前に、観光客などがお目当ての品を買い求めていた。
■何を買いましたか?
福島の友達と遊んだという静岡県から訪れた人はの「家族に、くるみゆべしとままどおる。有名だから買いました」と話し、11連休中だという東京から帰省した人は「向山製作所のキャラメル&アーモンドのポップコーンと、ストロベリーキャラメルのポップコーンです。これは僕と嫁向けに父親がくれた」と話した。
■詰め合わせや小分け商品が人気
看板商品の銘菓「家伝ゆべし」を販売するかんのやでは、1000円前後の商品が人気。さまざまな味を楽しめる詰め合わせや、小分けにできる商品が売れているという。かんのやの二瓶直樹さんは「明日から4連休になるので、例年通りお客さんいらっしゃるのではないかと。このご時世、価格変更とかそういった部分で単価も上がっておりますけれども、福島県にお越しになる県外のみなさまにお土産として買っていただければなと思います」と話す。
■外国人観光客に人気の土産
コーヒー専門店の富久栄珈琲では、常温で日持ちするコーヒーゼリーや新幹線の中でも手軽に食べられるチーズケーキなどが売れていて、売上は2024年の同時期に比べて2倍に伸びているという。
その理由は海外からの観光客。富久栄珈琲・伊藤志成さんは「やはり東京の行きたいところ・メジャーなところは全部行って、次は地方・マイナーなところに行きたいっていうお客さんがけっこう増えて、福島県も注目され始めたという印象」と話す。
■福島ならではのデザイン
特に外国からの観光客に人気なのが、赤べこや三春滝桜など福島県の名所をモチーフにかわいらしいデザインが描かれているドリップコーヒー。
ロシアから初めて福島に来たという人は「日本に来るのは2回目だけど、福島は初めて来た。このコーヒードリップも見つけて、買うのを決めました」と話す。
飛び石連休となった2025年のゴールデンウイーク。土産店も観光地も、3日からの4連休に大きな期待を寄せていた。