吉野ヶ里遺跡の「謎のエリア」でおととし発見された「石棺墓」のレプリカが吉野ヶ里歴史公園で展示されています。
【リポート】
「こちらは、おととし4月に発見された石棺墓の模型です。大きさや質感、線刻の位置など実物を型取り忠実に再現されています。」
展示が始まったのは吉野ヶ里遺跡の「謎のエリア」で発見された石棺墓のレプリカです。石棺墓は弥生時代後期の有力者の墓とされています。
おととしと去年行われた特別公開ではあわせて6日間で県内外から約9千人が訪れました。
石棺墓は保存のため地中に埋め戻されましたが、今後も多くの人に見てもらおうと4月26日にレプリカの展示が始まり、連休前の2日も家族連れや考古学ファンなど多くの人で賑わいました。
【福岡から】
「なんで石に傷があるのかなと思った」
「長方形ではなく歪な形だったので不思議だと思った」
【神戸から】
「ちょうどゴールデンウィークで九州を一周回っていて。石棺墓が最近見つかったことにびっくりしました。すごいなと。ここからまだまだ見つかるのかな」
吉野ヶ里歴史公園では3日からの4日間、飲食店やワークショップなど約50の店舗などが出店するほか、神埼そうめんを味わう催しやステージイベントが行われます。