中東のオマーンでサフランを栽培している技術者が日本での栽培技術を学ぼうと鹿島市のサフラン農家をこのほど視察に訪れました。

日本から約8000キロ離れた中東のオマーンから訪れたのは、オマーン国内で唯一サフランを生産しているザフラン・オマーン社の農業技術者ら3人です。
この企業は去年からオマーンでサフラン栽培を始めていて、今回、日本の栽培技術を持ち帰り品質を向上させようと、販売会社を通じて佐賀の生産者を訪れました。

この日、訪問した鹿島市三河内の西喜佐雄さんは約9万のサフランを栽培していて、3人は球根の掘り起こし作業を手伝い、土の様子や環境・栽培方法を学んでいました。

【ザフラン・オマーン社 アブドラジズ・アル・ハンシさん】
「私たちはたくさんのことを学んでいるところです。そして、鹿島の人々から学ぶことは、私たちにとって、名誉であってオマーンに行くとき、そして帰るときには、必ず学んだことを実践します」

サフランの球根は6月ごろから育成を始め11月ごろに花を収穫するということです。

サガテレビ
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