2025年度からバドミントンの選手兼コーチとしての活動をスタートさせた桃田賢斗選手。福島県の富岡町総合体育館で桃田選手を出迎えたのは、世界各国のU15からU17歳までの若手選手約150人。
5月3日日から始まる「富岡世界プロジェクト」は、国境を超えて新たなスター選手の発掘を目的とした大会で、2日は大会を前に桃田選手が直接若手選手に世界レベルの技を伝えた。
参加したふたば未来学園バドミントン部の串間太政さんは「ひとつひとつのショットの質がすごく高くて、世界チャンピオンってショットの質がこんなに高いのだとびっくりしました」と話す。参加者たちは、目の前で繰り広げられる元世界ランク1位の技に歓声をあげながら技術を高め合っていた。
福島県の富岡高校出身の桃田賢斗選手。「とてもレベルが高いなと思いました。こうした方がいいんじゃない?って言ったことをすぐ実践できる、吸収が早い子がたくさんいた。まだまだ一緒にコートに入ってバドミントンの楽しさ難しさを伝えていきたい。こういう大会の中から、トップ選手が出てくることを願っています」と話す。
バドミントンの国際大会「富岡世界プロジェクト」は、5月3日から6日まで富岡町総合体育館で行われる。