2日午後5時ごろの神奈川・小田原市で、水しぶきを上げて走行する車。
市内で冠水した道路を確認。

交通誘導する様子が見られました。

小田原市では午後4時40分までの1時間に32.5mmの激しい雨を観測。
この雨の影響でJR東海道線は小田原-熱海間で運転を見合わせています。

一方、箱根町大涌谷では強風の中、傘をさして歩く人の姿が見られました。
ゴールデンウィークの観光地を警報級の大雨が直撃しました。

正午前の三重・伊勢神宮で、神職がさす傘をたたく大粒の雨。
この雨の中、2033年に控える式年遷宮に向け新しい神殿に使う木材伐採作業の安全を祈願する「山口祭」が行われました。

2日の大阪・関西万博で目に付いたのも、雨により会場内に咲いた傘の花。
子供たちはかっぱを着込んで並んでいました。

人気の温泉地・静岡・伊東市も雨。
足早にキャリーケースを引く観光客や、レインカバーを装着したベビーカーで移動する親子連れの姿などが見られました。

近畿、東海に大雨をもたらした雨雲はやがて関東へ。
ゴールデンウィークでにぎわう観光地を、警報級の恐れがある雨雲が直撃しています。

神奈川県の名所・小田原城がかすむほどの激しい雨。
午後になり、警報級の雨をもたらす恐れのある雨雲が関東に流れてきました。

雨は傘をさしていても足元がずぶぬれになる激しさ。
神奈川県には大雨警報も出されています。

屋根をたたく大粒の激しい雨。
正午前の東京・青梅市の様子です。

関東でも、昼前から雨が強まり始めました。

このエリアではその3時間後にも再び激しい雨に見舞われました。

横殴りの雨となったのが東京・お台場です。
傘が何度も風であおられる様子や、体を前に倒しながら歩く観光客らは強い風と雨によって体がぬれていました。

地方からの観光客で連日にぎわう原宿の竹下通りも景色が一変します。

傘が重なるように歩く人たちで、道幅が狭い通りがさらに窮屈な状況となっていました。

雨が降っていようが記念撮影する人や、ぬれないよう肩を寄せ合い親子で相合い傘する様子が見られました。

雨の中、多くの観光客でごった返していたのが浅草です。
午後2時過ぎの浅草では雨が降っているので、雷門の下で雨宿りをしている人もいました。

着物姿の人は足元がぬれないよう、そろりそろり。

雨はゴールデンウィークでにぎわうイベント会場も直撃しています。

東京スカイツリーで行われている「台湾祭り」。
大きな台湾式のから揚げが入った駅弁など、気になる屋台グルメがめじろ押しのイベントです。

雨が降る前は、外のテーブルでグルメを楽しむ様子が見られましたが、その景色は一変。

雨が降ってきてからは店の前にも、あまり人がいなくなってしまいました。

雨に加え、風も吹き始め屋台の前では傘を抱えて買い物に手間どる人の姿も見られました。

会場には大きなテントの下に飲食スペースが設けられ、来場者は雨の中でもぬれることなく台湾グルメを堪能していました。

台湾祭・勝俊介さん:
屋根付きの席約200席ほどご用意しておりますので、雨の中でも存分に楽しんでいただけると思います。

関東地方が警報級の恐れがある雨のピークを迎えるのは、このあとの帰宅時間帯。
低い土地の浸水や川の増水、落雷、突風などに十分な注意が必要です。

FNN
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