3月の新潟県内の有効求人倍率は1.44倍で3カ月連続の減少となりました。新潟労働局長は「複数の産業で慢性的な人手不足感が継続している」と話しています。

新潟労働局は3月の有効求人倍率を発表。県内は、前の月に比べて0.01ポイント低い1.44倍となり、3カ月連続で減少しました。特に、物価高の影響を受け製造業や運輸業などで新規求人数が減少。新潟労働局は県内の雇用情勢について改善の動きにやや足踏み感があるとしています。

【新潟労働局 福岡洋志局長】
「複数の産業で慢性的な人手不足感が継続していることなど総合的に判断し、3月の雇用情勢判断は2月から据え置き」

また、トランプ関税により輸出面で不安を抱える県内企業が増加しているとして労働局は求人における必要な支援策を講じる考えです。

NST新潟総合テレビ
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