全国で大規模な山火事が相次いだことを受け、富山市でドローンを活用して山火事予防が呼びかけられました。
春は空気が乾燥し、山林火災が起きやすいことから、富山市では3月20日から来月1日までを山火事予防運動期間と定めています。
2日は、富山市消防局が災害時に使うドローンを活用して火の取り扱いに注意するよう啓発活動を行いました。
「火の取り扱いに注意しましょう」
広報活動にドローンを使うのは今回が初めてで、キャンプ場の利用者や入山者へドローンについたスピーカーで注意を呼びかけていました。
*富山市消防局 予防課 奥井茂さん
「山火事の原因はたき火やたばこなど火の不注意がほとんど。ドローンを活用した広報を続けたい」
富山市では過去20年間に山火事が14件発生していて、そのうち10件がたき火やゴミの焼却など人の不注意によるもので、消防は山での火の取り扱いには十分注意するよう呼びかけています。