福岡市・南区の交差点で、車が突然暴走し、建物に突っ込む瞬間がカメラに捉えられた。車は撮影者の車との衝突を避け急ハンドル。また次の瞬間、目の前のバイクを避けようと再度急ハンドルを切り、スリップ音の直後に建物に衝突し大破した。警察は物損事故として処理しているが、人身事故に切り替わる可能性もあるという。

交差点で暴走車が建物に突っ込む瞬間

福岡市・南区で1日午前10時頃に撮影されたのは、交差点を曲がろうとした撮影者の目の前で対向車線の車が暴走する瞬間だった。

撮影者は、「一瞬わけわからなくなった。本当にビックリして…」と語っている。突然の車の暴走。一体、何があったのか。

この日、撮影者の車は交差点で右折待ちをしていた。

急ハンドルを切る白い車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
急ハンドルを切る白い車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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信号が矢印に切り替わり曲がり始めたその時、対向車線の白い車が直進レーンから左折して交差点に進入。撮影者の車を避けるように急ハンドルを切った。

白い車が建物に衝突した瞬間(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
白い車が建物に衝突した瞬間(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

しかし、今度は目の前に信号待ちのバイクがおり、白い車は急ハンドルを切って建物に突っ込んだ。

当時について撮影者は、「ブレーキかかりながら、急ハンドルで曲がって“キュキュキュキュキュ”って鳴った後に“ガシャーン”って」と語っている。

バイク運転手が暴走車避けて避難

バイクの運転手は、突然の事態に飛び降りていた。また、突っ込まれた建物から慌てて外に飛び出す人の姿もみられた。

撮影者によると、白い車の運転手は20代くらいの男性だった。

衝突寸前だったバイクの運転手(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
衝突寸前だったバイクの運転手(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

警察は物損事故として処理しているが、バイクの運転手がケガをしていた場合、人身事故に変わる可能性もあるという。
(「イット!」 5月1日放送より)

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