アメリカ・ワシントンで、ベッセント財務長官らと2回目の関税措置を巡る交渉を終えた赤沢経済再生相が、現地で取材に応じる。
会談は予定から20分ほど遅れて、日本時間2日午前5時50分過ぎから始まった。
滞在が1日延びる中、トウモロコシや大豆・コメなどの輸入拡大や、輸入車の審査の特例拡充といった日本側の交渉カードについて検討を重ねたものとみられる。
これまでの交渉では、日本の自動車メーカーがトランプ政権の4年間で数百億ドルの投資を行う見通しだとして、投資意欲をそがないよう、関税措置の撤廃を求めていたこともわかっている。
ある政府関係者は「アメリカが問題視する点はすべて答えられるようにしている」と自信をのぞかせているが、交渉を終え、赤沢経済再生相の第一声に注目が集まる。