福井市出身の俳優、本田響矢さん（25）が毎週木曜午後10時から福井テレビで放送中のドラマ「波うららかに、めおと日和」に、主演の芳根京子さんの相手役として出演しています。本田さんにドラマへの思いや高校3年生までを過ごした福井でのエピソードなどを聞きました。
Ｑ.福井の好きなところはー
「ご飯が本当に美味しいと僕は思ってる。ソースカツ丼、おろしそば、なんだかんだやはりこの2つは絶対食べる。あとは焼き鳥も絶対食べに行きますね」
「学生時代、部活をずっとやっていた。小学校3年生から剣道をやっていて、高校までずっとやってたので、当時の部活だったり剣道の思い出が一番大きいです」
Ｑ.本田さんにとって地元・福井はどんな存在－
「友達との時間が役に生きる時がある。部活をする学生の役をやるとなった時には、当時の厳しく張り詰めていた、部活をやってた学生の時にしかわからないピリついた空気感みたいなものは、福井でずっと剣道をやっていたからわかる。その友達たちの性格だったり、こういう人柄だ、みたいなのが…この役、この友達とちょっと共通する部分があるなと思ったら参考にしてみたりとか」
福井テレビで放送中のドラマ「波うららかに、めおと日和」は昭和11年が舞台。お互いの顔も知らぬまま、親の決めた相手と結婚することになった若い2人が戸惑いながらも少しずつ距離を縮めていくハートフルラブコメディです。
Ｑ.出演にあたって、家族や友達の反応は―
「一番初めに家族に話して『おめでとう、頑張ってね』と言ってもらえた。友達にも話したら『すごいじゃん』みたいな。僕の友達は、あんまり普段は僕の作品を見てくれない。僕がお芝居しているのを見ると、なんか恥ずかしい気持ちになるらしくて。だから普段はそんなに『見てる』という連絡は来ないけど、今回ばかりは『ほんとに頑張ってるし、ちょっと見るわ』みたいに言ってくれてて」
福井の友人とも親しくしているという本田さん。「やっぱり福井弁が出るんですよね、福井の友達としゃべると。電話とかで『そうなんや、なんたらなんや』、『次いついつ帰るわ』という…なんか絶妙じゃないすですか、福井弁って」。
福井の人へメッセージ
インタビュー中は、福井テレビキャラクター「イヤイヤちゃん」のぬいぐるみにも反応してくれました。
最後に、福井の皆さんにメッセージを送ってもらいました。
本田響矢さん：
「このドラマは昭和11年が舞台になっていて、この令和という時代にこそ見る意味があると思う。当時は携帯がなくて連絡がすぐ取れないとか、そういったところから始まるラブコメディなので、2人の温かい空気感をぜひ楽しんで見ていただきたい。福井でも放送されますので夜10時から、ぜひ毎週見ていただけたら嬉しいなと思います」
“福井に貢献したい”という思いも強いという本田さん。これからさらなる活躍が期待されます。
