熊本・菊池市で、片側2車線の道路を逆走する軽自動車が撮影者のすぐ横をすり抜けていく瞬間がカメラに捉えられた。逆走車は近くのコンビニから誤って進入した可能性があるという。一方、埼玉・秩父市では、歩行者の目の前で信号無視し、強引に右折する車が捉えられた。歩車分離信号を勘違いした可能性があるという。
“ヒヤリ”逆走車が目前を通過する瞬間
熊本・菊池市で3月31日午後8時半頃に撮影されたのは、撮影者の目の前に逆走車が迫る危険な瞬間だった。
当時、片側2車線の道路を走行中だった撮影者の正面から、車のヘッドライトが迫り、軽自動車が隣をビュンと通過した。

この道は片側2車線のため、逆走車だった。
撮影者は「なんか不自然な感じがして、なんだろうと思ったら、片側2車線だったと思って“逆走車”じゃんって。そこそこのスピードで走っていたと思いますよ」と語っている。

撮影者の車の後部カメラの映像では、後続車がギリギリで逆走車を避けている様子が確認できる。
撮影者によると、この場所は少し先にコンビニの駐車場があり、逆走車はそこから間違えて逆走して出てしまったのではないかと推測している。
信号を無視し右折…歩行者とあわや事故
埼玉・秩父市で20日午後4時半過ぎ、こちらでも思わず目を疑う光景がカメラに捉えられていた。

当時、正面にある信号は赤だったにも関わらず、前を走る車が信号無視をして強引に右折していった。しかも、左には青信号で横断しようとする歩行者の姿も。
撮影者は、「ちょっとヒヤっとしましたね。自転車が出てきたのでひかれちゃったら危ない」と話している。

撮影者によると、この場所の信号は歩車分離式で、歩行者用の信号が青の時には車側の信号は全方向が赤になるという。
信号無視の車について撮影者は「こちらの方だと歩車分離っていうのはあまりないので、おそらく勘違いしたんじゃないかと思うんです。交差道路の車が止まったんで「じゃあ青だ」って感覚で出てったという感じだと思います。周りの信号等もよく見て走ってもらいたいと思います」と話している。
(「イット!」 4月29日放送より)