加藤清正公の遺徳をしのぶ『清正公まつり』が27日熊本市の加藤神社で開かれました。ことしは先日、工事が完了した『令和の大造営』の竣工を記念する大祭となりました。

【加藤神社 湯田 崇弘 宮司】
「令和の大造営のフィナーレといいますか、一つの集大成としてきょうのおまつりが、第51回目ですけど無事に行われそうということで、天気も良くて、本当に
うれしく思っています」
熊本市の加藤神社で開かれた『清正公まつり』には、約1000人が参加しました。

神殿前で勇壮な太鼓が披露され始まった『清正公まつり』の冒頭では、熊本市消防局が伝統芸能の『梯子のり』を披露。木遣歌が響く中、はしごの上で展開される技の数々に会場からは大きな拍手が送られました。

神幸行列は、宮神輿を先頭に加藤神社を出発しました。

その後、奉納団体の勢子たちが威勢良く担ぐ奉納神輿と、槍を持った清正公に扮した
こどもたちの行列『千人清正』が神社を出発しました。

また、上通アーケードでは、神幸行列に合流してかわいい衣装を着た約30人の幼稚園児たちが保護者と一緒に『稚児行列』を行い、沿道の人たちの目を楽しませていました。

「久しぶりにまつりを見ました。もう何十年ぶりです」
「(例大祭も)見に来ないので、いいなと思って見ていたんですよ」
「すごい、すばらしい」

威勢のいい掛け声で奉納団体の神輿が熊本市の上通や下通を練り歩き、沿道でまつりを見学していた人たちも手をたたいたり、写真を撮ったりしてまつりを楽しんでいました。

テレビ熊本
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