発生から2カ月が過ぎた岩手県大船渡市の山林火災です。
4月28日は県の復旧・復興推進本部の会議が開かれ、土砂災害への緊急対策を実施することなどが報告されました。
28日の会議には達増知事や県の幹部職員が出席し、各部局から山林火災への対応について報告されました。
この中では山の保水力低下により土砂災害の発生が懸念されていることを受けて、大型の土のうを設置する緊急対策を実施することや中長期的には土石流の被害を防ぐ「砂防えん堤」などを整備する方針が示されました。
また5月中の入居に向けて仮設住宅の建設が進められていることも報告されました。
達増知事
「単なる山火事ではなくて災害だったことが明らかにされてきている。復旧復興を進めていかなければならない」