初夏の話題です。真庭市の蒜山高原に初夏を呼ぶ風物詩、ジャージー牛の放牧が2025年も始まりました。

車に乗せられ新緑の中を行くジャージー牛。放牧されたのは蒜山酪農農業協同組合の育成牧場で育てられている1歳のメス9頭です。放牧は秋から冬にかけて迎える初めての出産に備え、丈夫な体をつくるために行われます。

草原はウシたちにとっては生まれて初めて目にする風景。最初は、とまどいながら歩き出しましたが次第に走り回り、青々と茂った草を食べていました。

(観光客は…)
「元気ですね。ウシはこんなに跳ぶんだと」
Q:ウシさんかわいいですか?
(子供)「モー」

(蒜山酪農農業協同組合 中村貢易さん)
「今年は春が遅く、やっとというところ。連休は蒜山高原に来てもらい、ウシを見ながらソフトクリームを食べてもらえたら」

今後は、ウシの健康状態や牧草の生育状況を見ながら11月上旬までに約30頭のジャージー牛が放牧されるということです。

岡山放送
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