障害者グループホームでの暴力行為で起訴されたのは、勤務する空手指導者の男だった。

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その犯行の様子は、カメラに記録されていた。

入居者に“平手打ち”や“首絞め”

部屋の中で座り込む入居者たちのところに、黒いジャージを着た男が現れた。

すると、いきなり…。
男性入居者の顔を右手で平手打ちした。

さらに男性の後ろに回り込むと、相手の首に腕を回して締めたのだ。

別の映像では、別の男性を蹴っている様子が映っていた。

被告「腹が立って暴力を振るった」

4月3日、兵庫・尼崎市の障害者グループホームで55歳の男性入居者の首を絞めるなどした暴行の罪で起訴されたのは、ホームに勤務する林吉夫被告(31)。

SNS上には、空手の構えをとる林被告に写真があり、実は空手の指導者でもあるのだ。

警察によると、防犯カメラにはほかにも複数の入居者に暴行を加える様子が記録されていた。

林被告はなぜこのような暴行に及んだのか。
警察の調べに「言うことを聞かずに動き回ったので、腹が立って暴力を振るった」と話しているという。

神戸地検は、林被告の認否について明らかにしていない。
(「イット!」 4月28日放送より)

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