サルによる農作物の被害を防ごうと、小学校の農園に電気柵が設置されました。
電気柵が取り付けられたのは富山市の神通碧小学校で、25日は児童38人と県自然博物園ねいの里の職員が農園の周囲50メートルに電気ネットや金網を設置しました。
神通碧小学校では、育てていた野菜がサルに食べられる被害が相次いでいましたが、3年前に電気柵を設置してからは被害がなくなったため、積雪が多い冬を除いて毎年取り付けています。
電気柵はサルなどの動物がネットを登ろうとするとおよそ7000ボルトの電圧が流れる仕組みです。
*県自然博物園 赤座久明さん
「野生動物との付き合い方、生きる力を学んでほしい」
*児童
「日光を浴びて、元気で大きな野菜になってほしい」
学校では今後、トマトなどの夏野菜を育てて、12月に電気柵を取り外すことにしています。