鯉が龍になったという伝説が残る岩手県一関市の猊鼻渓で、4月24日に子どもたちが将来の夢を大きな声で叫び絵馬を奉納する「登龍門祭り」が始まりました。
福永一茂アナウンサー
「猊鼻渓のサクラは少し散りましたが、24日は園児たちの夢という花が咲き誇ります」
登龍門祭りはゴールデンウィークに合わせて一関市の猊鼻渓で行われていて、今回で12回目を迎えます。
この祭りは鯉が急な川を登り切り難しい関門を突破して龍になったという中国の伝説「登龍門」に由来しています。
24日は地元の園児14人が、大きな鯉が泳ぐ川を舟で上り、鯉から出世した龍が潜んでいると言われる「潜龍潭」に向かって将来の夢を大きな声で叫びました。
園児
「大きくなったらアイドルになりたい」
「大きくなったら自衛隊になりたい」
その後、園児たちは願い事を書いた絵馬を自分たちの手で奉納していました。
園児
「(登龍門祭りは)楽しかった。ヒーローみたいにみんなを助ける仕事(をしたい)」
「ラプンツェルになりたい。かわいいから」
猊鼻渓の登龍門祭りは5月6日まで開かれます。