今月20日に投票が行われ、新しい顔ぶれが決まった富山市議会は、議員が所属する会派の数が14と、市が合併して以降、最多となりました。
富山市議会は、24日、議員の任期が始まり、当選した38人の会派構成が決まりました。
新人や元職の中に、既存の会派に所属せず、1人会派で届け出た議員が多く1人会派の数はこれまでで最多の9つとなり、全体の会派数も、市の合併以降、最多の14となりました。
*村上和久議員
「市民の皆様、支持者の皆様のダイレクトに伝えるには無所属でも問題ない。党や会派の意見の中に埋もれるよりはダイレクトに伝えられる無所属の価値を理解いただきたい。」
また、最大会派の富山市議会自民党は15人を維持した一方、第二会派の自由民主党は3人減らして5人となりました。
議席を伸ばした公明党が1人増の4人、議席を減らした共産党が1人会派となりました。
会派数が大幅に増えたことで委員会の運営や、意見がまとまらないおそれもあります。
*富山市議会自由民主党横野 昭会長
「委員会での賛成人数を集めるのが大変。委員会メンバーの構成によっては意見が通る場合も通らない場合もある。」