信号待ちをするオープンカー内で踊りまくる人物。
いったい、なぜ?

撮影者が、感じた恐怖と不安を赤裸々に語りました。

交差点で信号待ちをしながら、一心不乱にダンスをする人物。

乗っているのはオープンカーです。

動画を撮影した女性:
まさか踊っている人がいるなんて…もう異様でしかなかった。ほんまに薬物でもやってるのかなと思うぐらい。

この“ダンス男”の動画が撮影されたのは22日午後8時頃、京都の人気観光地“嵐山”のすぐ近く。

黒いオープンカーの運転席に立ち、何か取りつかれたかのように踊る男。

歌を熱唱していたのか、叫ぶような声を上げていたといいます。

信号は“赤”。歌い踊りながらの“信号待ち”。

「信号変わるで」

シートベルトをすることなく、ダンスに夢中になる男。

交差点内は多くの車が行き交っていて、事故にもつながりかねない危険な行為です。

“ダンス男”を歩道から目撃した女性は、言い様のない恐怖を感じたといいます。

動画を撮影した女性:
目立ちたくて、パラパラみたいにただただ踊って。まわりを見たら誰もいない。車にも一人しか乗っていない。異常行動でしかない。怖いですよ~。(車を)降りて向かって来られたら…大きな事故になったらどうしようとか、いろんなことが頭によぎりました。

現場は、京都市内を流れる桂川沿いの道路。嵐山が近くにあり、交通量の多い場所。

目撃者によると、男は、どこか慣れた様子にも見えたといいます。

男の乗るオープンカーは、赤信号で交差点に停車。

すると運転席から男が立ち上がり突然、踊りながら歌い始めたといいます。
信号が変わる直前、男は運転席に戻り、青になると交差点を左折。

動画を撮影した女性:
信号待ちで運転席に立って信号が変わったらすぐ座り発車する。もう慣れた人ですかね。

この“信号待ちダンス”に法的な問題はないのか?

交通問題に詳しい専門家はこう指摘します。

交通問題に詳しい高山俊吉弁護士:
手も足もハンドルやペダルに触れられない状態になっていたことになり、車を直ちに操作できない状態に自分の体を持っていった。安全運転義務違反が成立するといってもおかしくない印象。3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。