今、ドーナツ界が大盛況!
海外の人気店が初上陸するなど、第6次ドーナツブーム到来の予感です。

東京・品川区にある生ドーナツが人気のお店に行ってみると、午後1時半ごろ、売り切れてなくなっているものもありました。

北海道発の生ドーナツ専門店「MILK DO dore iku?(ミルクドドレイク)」。
やわらかくしっとりとした食感の生ドーナツ人気が広がりを見せる中、このお店では北海道産の生乳や小麦粉を使った“道産子生ドーナツ”が売りです。

訪れた客は「めっちゃ人気です。福岡に行ったときすごい行列で、諦めてリベンジしました」と話します。

あまりの人気ぶりに、店長からはうれしい悲鳴も。

ミルクドドレイク品川天王洲アイル店・笹尾紅寧店長:
土日は200~250個作ってるけど、午後3時ぐらいには全て完売してる状態。人手がほしい。

そんな生ドーナツ旋風は、国内にとどまりません。

今週、福岡発祥のベーカリーが展開する生ドーナツの専門店「I'm donut?」が、アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアに海外初店舗を出店。
日本でも人気の定番メニューに加え、まるでハンバーガーのような見た目のニューヨーク限定メニューも楽しむことができます。

さらに、日本ならではの抹茶系や、日本酒をクリームに使ったものまで。

価格は日本円で約560円から1820円と、日本の倍ほどの値段ですが、初日は200人以上の行列ができるなど大盛況となりました。

これまで、たびたび起きてきたドーナツブーム。
人気チェーンが日本に上陸した70年代の1次に始まり、その後もブームを巻き起こしてきました。

そして、生ドーナツが第5次ブームを巻き起こす中で復活を遂げたのが、2006年、東京に日本初出店したアメリカ生まれの「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。
人気に火が付き一大ブームとなりましたが、その後は閉店が続きました。

それでも、スーパーなどの店内にクリスピーコーナーを設置するなどじわじわとファンを増やし続け、24日、福岡にも新店舗が誕生。
大行列ができていました。

一方、日本に上陸する“黒船ドーナツ”も。
1952年にロサンゼルスで誕生した「ランディーズドーナツ」の1号店が、東京・代官山に来月オープンします。

カラフルなドーナツが人気のランディーズドーナツ。
日本限定でロサンゼルスの青空をイメージしたドーナツも販売されます。

2024年、大谷翔平選手が所属するドジャースが世界一に輝いた際には、「イット!」のMLBキャスター・鈴木優さんも堪能していました。

本場アメリカからの刺客によって、第6次ドーナツブームも到来間近かもしれません。

テレビ西日本
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