岩手県宮古市では水産資源の回復につなげようと、地元の子どもたちによるサケの稚魚の放流会が開かれました。
これは子どもたちに環境を守る意識を高めてもらおうと宮古市が毎年この時期に行っています。
4月23日は地元の園児や児童など約180人が参加し市内のふ化場で7センチほどに成長したサケの稚魚3万匹を津軽石川に放流しました。
宮古市によりますと市内のサケの漁獲量は2024年度約6.3トンで最も多かった1996年度の0.04%にとどまっています。
参加した子どもたちは「元気に帰ってきてね」と声をかけながらバケツに入った稚魚を川に流していました。
宮古市では24日に閉伊川でも稚魚の放流が行われる予定です。