臓器移植を支援する院内コーディネーターの委嘱状の交付式が行われ、今年度は61人が委嘱されました。
「臓器移植院内コーディネーター」に富山県から委嘱されたのは、県内21の病院の看護師など61人で、交付式には19人が出席しました。
コーディネーターは、所属する病院の患者や家族に臓器提供の意思を確認するなど、臓器の提供者と移植を待つ患者とをつなぐ役割を担っています。
県によりますと、過去5年間の県内の移植手術の件数は、腎移植が6件、角膜移植が160件などとなっています。
県は「臓器移植を推進するためには医療の現場で普及啓発や情報収集を行い、家族との話し合いや調整を担当するコーディネーターの協力が不可欠」としています。
*委嘱されたコーディネーター
「臓器移植を待っている方がいる。日本は海外と比べてそれほど普及していないので、何とか普及できるよう微力ながら頑張っていきたい」