事故後2回目となる燃料デブリの試験的取り出しが完了しました。
福島第一原発2号機で行われている燃料デブリの試験的取り出しでは、22日までに採取したデブリを運搬用の容器に入れる作業が完了しました。
23日午前10時15分にこの容器ごと放射線に耐えることができるコンテナに入れ、一連の作業を完了したということです。
今後は準備が整い次第、茨城県の研究施設に運ばれ分析される計画です。
2号機では、2024年11月に、事故後初めてとなる燃料デブリの採取に成功。
前回よりも格納容器の中心部に近いところから採取された燃料デブリは、7mm以内の大きさとみられています。